先日、東北で大きめの地震がありました。
10年前の震災は、私が博士課程3年で博士の公聴会もおわり一息ついたころで、研究所でお世話になっていた装置群のメンテナンスで、クリーンルームにいました。
重量物の真空チャンバーの整備で、ターボ分子ポンプ(20キロくらいの鉄の塊です)を装置から取り外した時だったと思います。
もう一人のポスドクの人と、
「あれ?揺れてますね?地震ですかね?」
といった次の瞬間ぐらいに、グラっときて暗転、そこらかしこで装置が異常音を鳴らす中で、何もできずに座って揺れが収まるのを待っていました。
こういう時は非常口から出ていいんだよな?などと妙に冷静になりながら避難しました。
そこから、数か月、日常というやつは一変してしまいました。
今年は、コロナで日常生活が一変ししかも、このタイミングで結構な規模の地震。なかなか明るい未来が見えにくい日々になってしまいました。
とはいえ、気持ちまで暗くなってしまうと何もやる気が起きなくなるので、カラ元気を出してみてますが、どうでしょうね。
高専はあと一週間で春休みですし、気楽な気持ちで行きたいものです。
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